米ロ首脳会談を前にロシア外務省はトランプ大統領が提示している「領土交換」について否定しました。併合を主張するウクライナ4州すべてを掌握する方針を強調しました。
アラスカで開催が予定されている米ロ首脳会談について、アメリカのトランプ大統領はロシアとウクライナの「領土の交換」が必要だとの認識を示しています。
会談に先立ち、ロシア外務省報道局のファジェーエフ副局長は13日、記者会見で「ロシアの領土は憲法に定められている」と反発しました。
一方的に併合を主張したウクライナ4州すべてを掌握する方針を改めて強調した形です。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領もウクライナ領の割譲には応じないことを明確にしています。