イギリスやカナダ、オーストラリアなどが次々に「パレスチナを国家として承認する」と発表しました。
イギリスのスターマー首相は21日、自身のSNSで「本日、パレスチナ人とイスラエル人の平和への希望と二国家解決を再び実現させるため、イギリスはパレスチナを正式に承認する」と投稿しました。
また、カナダのカーニー首相も21日、「パレスチナとイスラエルの平和な未来のため」パレスチナを承認すると発表しました。
オーストラリアとポルトガルもパレスチナの承認を表明しています。
これを受け、パレスチナ自治政府は「公正かつ正当な権利の承認だ」と評価したうえで、特にアメリカに対して率先して承認するよう求めました。
一方、イスラエルは「双方が交渉、妥協するという理論に反し、平和の実現をさらに遠ざけることになる」と非難しています。