ブラジルで貨物列車が脱線し、積み荷のトウモロコシが線路に散乱しました。
ブラジルのサンパウロ州で25日、踏切を渡ろうとしていた大型トラックと貨物列車が衝突し、脱線した貨車が折り重なるように横転しました。
14両の貨車には収穫されたばかりの大量のトウモロコシが積まれていて、黄色い粒が線路を埋め尽くしました。
けが人はいませんでした。
事故現場は穀物の輸出に使われる重要な路線です。
事故の翌日には線路の運用が再開しましたが、完全復旧の時期は未定だということです。
ブラジルでは今年、トウモロコシが記録的な豊作となりました。
ロイター通信によりますと、現在、ピークを迎えているトウモロコシの出荷に影響が出る恐れがあるということです。