関西空港にユナイテッド航空機が緊急着陸したトラブルで、国の運輸安全委員会による機体の調査が始まりました。
高橋充航空事故調査官 「本日、これから機体のそばに行って、機体のカーゴルーム(貨物室)の中の確認を行っていきます」
フィリピンのセブ行きのユナイテッド航空32便は成田空港を出発して飛行中、貨物室の異常を示す警告が出たことで関空に緊急着陸しました。
調査官は14日午前中、機体の貨物室に入り、状態を確認しました。
このあと空港の管制官に、緊急着陸に至るまでの32便との交信状況などを尋ねる予定です。
調査官は13日、パイロットや客室乗務員から聞き取り調査を行っていました。
機体の飛行状況を記録するフライトレコーダーやボイスレコーダーも回収し、今後、詳しく解析する予定です。