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香川大学が医学部の男性教授を懲戒処分 部下に不適切な発言や勤務処理

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 香川大学は26日、部下に誤解を与える発言をしたり、勤務の確認が不適切だったりした医学部の60代の男性教授を戒告の懲戒処分にしました。

 香川大学広報室によりますと、男性教授は部下の医師に対し、勤務しなくてもいいと誤解を与えるような発言をしました。部下の医師は20244月から退職する20251月まで、ほぼ勤務しませんでしたが、教授の不適切な勤務確認により、給料が支払われたということです。不当に支払われた金額について香川大学広報室は「個人の特定につながる」として明らかにしていません。

 懲戒処分を受けた男性教授は事案の内容を認めています。香川大学は発言内容や部下の医師の性別・年齢について「個人の特定につながる」として明らかにしていません。不当に支払われた給与については今後、返還を求める方針だということです。

  香川大学の上田夏生学長は「事態を厳粛に受け止め、今後このようなことが起こることのないよう、改めて教職員に綱紀粛正の徹底及びコンプライアンスの意識啓発を図るなど再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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