インターネット通販大手「Amazon(アマゾン)」が岡山市に新たな配送拠点を開設しました。
アマゾンが岡山市南区海岸通に開設した「岡山南デリバリーステーション」は、全国の物流拠点から商品を集約し利用者に届ける配送拠点です。
施設の広さは約7000平方メートル。配送エリアは岡山市や倉敷市の一部など岡山県南地域が中心です。
1日に取り扱う商品は数万個と、中四国では最大級の規模となります。
(アマゾンジャパン 配送業務部門/高橋紘典 シニアリーダー)
「アマゾンの拠点を岡山に設けることで岡山の皆さまのより近いところでお客様の声を聞き改善点を模索しながら、より便利で優れたサービスを提供していきたい」
施設は、2025年4月から稼働していて、25日に報道関係者に初めて公開されました。
配送商品を効率的に仕分けする「自動仕分けシステム」は中四国では初めて導入されたもので、働く人の負担軽減や作業の効率化に貢献します。
運営する「アマゾンジャパン」ではこうした拠点の設置により「置き配」や翌日配送、当日配送のできるエリアが拡大するとしています。
(アマゾンジャパン 配送業務部門/高橋紘典 シニアリーダー)
「お客様が欲しいときにすぐ受け取れるというところを追求していきたい。まず我々を数ある小売り業者の中から選んでいただくというのが最初のステップだと思ってます」