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持続可能な“観光立国タイへ” 大きく変わるゾウとの関わり【SDGs】

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 テレビ朝日は「未来をここからプロジェクト」の一環でSDGs企画をお伝えしています。今回のテーマは「働きがいも経済成長も」です。東南アジアの観光立国タイでは、ゾウが重要な観光資源となっていますが、サステナブルツーリズム=持続可能な観光にするため、そのゾウとの接し方も大きく変わってきました。

■大きく変わるゾウとの関わり

 豊かな緑、そして歴史遺産が息づくタイ。この観光立国を長く支えてきたのがゾウです。観光に従事するゾウは3000頭を超え、タイのシンボルでもあります。

 王族の避暑地として知られるホアヒン。ここではゾウの新たなアクティビティーに取り組んでいます。

担当者 「観光の流れが持続可能へと変わり、動物福祉への関心が高まったため、5年前にゾウ乗りからゾウへの餌(えさ)やり体験に切り替えた」

 年老いたゾウの餌やりや水浴びを体験できるアクティビティーです。

 なぜ、こうした取り組みが始まったのかというと…。

 アジアでも実はSDGs先進国でもあるタイ。持続可能な観光を目指し、ゾウをいたわる保護活動にシフトしました。

担当者 「時間はかかりましたが、今では多くの客が理解しイメージも変わってきた」

アメリカから来た人 「ゾウがきちんと世話をされ、尊重されることはとても良い」 「この活動が今後も続き、ゾウが適切に世話をされることを願っている」

 観光しながら動物に貢献する取り組み。ほほ笑みの国タイは、すべてが笑顔になる観光先進国を目指します。

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