教師による盗撮事案が相次いだ愛知県みよし市で、すべての小中学校の校舎内などに防犯カメラを設置するための費用を盛り込んだ補正予算案が2日、可決されました。
みよし市では7月、市内の中学校で女子生徒らへの盗撮事案が2件相次いで発覚し、先月、男性教師2人が懲戒免職になっています。
この事案を受けて、みよし市議会の9月定例会では市内すべての小学校と中学校の校舎などに合わせて194台の防犯カメラを設置するための費用およそ5772万円を盛り込んだ補正予算案が提出され、今月2日に可決されました。
市は今後、撮影された映像を誰が管理するかなどについて外部の専門家の意見を取り入れ、来年4月からの運用を目指しています。