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黒ネコ“ケンちゃん”お別れ 「入られんよ」警備員と攻防も

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■黒ネコ“ケンちゃん”お別れ

尾道市立美術館 「ケンちゃんが9月20日に永眠致しました」

 11日、尾道市立美術館がSNSで報告したのは黒ネコの“ケンちゃん”の旅立ちでした。

 ケンちゃんといえば、美術館の入り口にそっと近付いて中へ…。しかし、警備員に阻止されて連れ出されました。

 2017年ごろから始まったベテラン警備員・馬屋原さんと黒ネコのケンちゃんとの攻防は、おなじみの光景に。

尾道市立美術館 警備員 馬屋原定雄さん 「最初は大変でした。(館内に)入られて走ったり、暴れたりされたら困りますよ」

 しかし、攻防戦を繰り返すうちに、侵入を試みるネコと、それを防ぐ警備員には絆が…。

尾道市立美術館 警備員 馬屋原定雄さん 「(Q.ケンちゃんが来ない日は?)寂しいですよ。どうしているかなって思って。ケンちゃんきょうは来ないのかなって思ったり。友達、家族、それ以上かもしれませんね」

 最近は病気療養をしていたケンちゃん。

 11月11日はケンちゃんが近くのレストランの飼いネコになった記念日です。

尾道市立美術館 「ケンちゃんとの日々、決して忘れません。ありがとう」

 たくさんの人たちに愛された黒ネコのケンちゃん。飼い主は、ケンちゃんへの手紙や贈り物については「お気持ちだけで十分ありがたいです」と辞退しています。

 美術館はケンちゃんの思い出の写真を今後も投稿していく予定です。

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