香川県教育委員会は、2030年4月の開校を目指している東讃地域の統合高校の「制服」について、近隣の小中学生や保護者を対象にしたアンケート調査を行います。
香川県教委は、生徒数の減少に伴い、さぬき市にある県立の石田、志度、津田の3つの高校を統合し、2030年4月に新たな高校の開校を目指して準備を進めています。統合方法は3学年がそろって開校する「転学方式」を採用します。
2028年度と29年度に3校に入学する生徒は、30年度の開校に合わせて統合高校の生徒になることから、28年度の入学生から新しい制服を採用する計画です。
そこで、統合される高校の制服についての必要性やニーズなどを把握するためのアンケートを行います。
対象は、現在の3校の在校生(746人)と保護者、近隣のさぬき市、東かがわ市、三木町、高松市の一部の計29校の小学校5、6年生(3177人)、12校の中学1年生(1520人)とその保護者です。
期間は11月20日~26日の予定で、2次元コードとURLを記載した依頼文書を学校を通じて配布し、WEB上で入力してもらいます。
調査項目は「制服が必要かどうかとその理由」「着用したい制服のタイプ」「価格と品質のどちらを重視するか」などです。
統合される高校の概要や制服は2027年度に発表予定で、県教委は2027年夏までに決めたいとしています。