2日の日経平均株価は、日銀の利上げ観測が強まっている影響で上値が重く小幅な値動きとなりました。
こうしたなか、目立ったのは産業用ロボットの世界最大手「ファナック」です。
前の日に比べ一時9.4%上げ、1銘柄で日経平均を50円程度押し上げました。
東京海上アセットマネジメント 中川喜久氏 「フィジカルAIの新技術の発表会を行っていて、中でもエヌビディアとの協業が発表され、こちらが市場の関心を集めたのではないかと思われます」
「フィジカルAI」とは、AIが機械を自律的に制御する技術です。 ファナックはエヌビディアとの協業で工場向けロボットにAIを搭載し、ロボットが人の言葉を理解しながら作業できるようにすると説明しています。
中川氏 「一般的に今認知されているのがChatGPTとか、生成AIによる対話型のアプリケーションだと思いますが、フィジカル、物理的な領域で例えば自動運転だとか人型ロボットみたいなところで、AIの活用の広がりというのが今非常に注目されている」
(「グッド!モーニング」2025年12月3日放送分より)