岡山大学の学生サークル「岡山プロスポーツ文化まちづくりサークルSCoP」は、12月16日に、学生が描くスタジアムと地域の未来をテーマにしたフォーラムを開催します。
SCoPは「岡山のプロスポーツチームと街をつなぐ」をテーマに活動する岡山大学の学生サークルで、これまで岡山市の奉還町商店街でファジアーノの試合結果を紹介するタペストリーを掲載するなどの活動をしています。また、新スタジアムの議論の高まりに合わせ、10月からは岡山県の中学・高校・大学生約20人を集めて「岡山での理想の新スタジアム」をテーマにしたワークショップを開くなどしてきました。
今回開催するフォーラムでは、元サッカー日本代表のDF・槙野智章さんが講演するほか、学生たちが自ら考案した「岡山の理想の新スタジアム」を発表します。
今回のフォーラムに向け、11月17日にも、ワークショップを開き、参加した学生が4つの班に分かれ、理想とするスタジアムの立地やテーマなどについて話し合いました。
「岡山の中心にある吉備中央町に建設する」「備前焼などの岡山の伝統工芸品を全面に打ち出したスタジアムに」「スタジアムを遊園地のようなテーマパークにする」など、学生ならではの自由な発想で議論を交わしました。
岡山プロスポーツ文化まちづくりサークルSCoPの古本莉子会長は
「岡山に新しいスタジアムができることでさまざまな人の交流拠点になるなど、新たな可能性を見出せる場所になると思う、私たちの発表を見てスタジアムについて改めて考えてもらうきっかけになってほしい」としています。
フォーラムは12月16日の午後6時から、岡山市北区駅元町の三木記念ホールで開かれます。参加は無料で、HPなどで受け付けています。