長期金利の指標である10年物国債の利回りがおよそ18年半ぶりに1.9%台に上昇しました。
4日の国内債券市場では長期金利の指標となる新規発行の10年物国債の利回りが一時、1.910%まで上昇しました。
2007年7月以来、およそ18年半ぶりの高水準です。
市場関係者によりますと、日本銀行が12月の会合で利上げに踏み切るとの観測から、債券を売る動きが強まっているとみられます。
また、高市政権の積極財政による財政悪化への警戒感から、国債の買い控えが続いていることも背景にあります。
一方、東京株式市場の日経平均株価はアメリカ市場で株価が上昇した流れを受け、700円以上値を上げて午前の取引を終えています。
AI・半導体関連を中心に買いが広がりました。