香川県小豆島の観光スポットで現在休園中の「銚子渓自然動物園 お猿の国」を大阪市のリゾート会社が買い取り、運営を引き継ぐことになりました。
土庄町の「お猿の国」は1961年に開園しました。約300匹の野生のサルを餌付けし、身を寄せ合って寒さをしのぐ「猿団子」などを観察できる小豆島の人気観光スポットです。
しかし、スタッフの人員不足を理由に2025年8月から臨時休園しています。
3日、「お猿の国」を運営している土庄町の自動車販売会社、「安全モータース」が、小豆島などで宿泊施設の再生や運営を手掛ける大阪市の日本リゾートに土地と施設を売却し、事業を譲渡する契約を結びました。
(日本リゾート/小久保和則 会長)
「ぜひ再生して観光地としてこれからも役立っていきたい」
新しい名称は「小豆島ワイルドモンキーパーク」です。日本リゾートは従業員の雇用を引き継ぎ、2026年3月のリニューアルオープンを目指しています。