4日朝早く、沖縄県宮古島の南の海域で漁船が転覆し捜索が行われていますが、乗組員2人の行方が分かっていません。
宮古島海上保安部によりますと、4日午前4時ごろ「第8みちたけ丸」から「沈没しそう」という無線を傍受したと仲間の船から県漁業無線協会に通報が入りました。
漁船は先月30日に、今月1日から解禁となるソデイカ漁のため石垣島から出港した船とみられています。
通報からおよそ3時間後、船は宮古島の南方およそ115キロの海域で転覆している状態で発見されました。
漁船に乗っていたとみられる日本人の30代男性の船長と、インドネシア人1人の2人と連絡が取れておらず、巡視船2隻と航空機などが現場海域を捜索しています。
事故当時は風速10メートルほどの風があり、波浪注意報が出ていたということです。