12月定例備前市議会が開会しました。これまでマイナンバーカードを提示すれば無料だった予約型乗り合いタクシーの料金を引き上げる条例案が提案されました。
12月定例議会には、一般会計補正予算案など45議案が提案されました。
このうち予約型乗り合いタクシーの中学生以上の料金について、1回200円から500円に引き上げることを提案しています。
市は2023年4月、乗り合いタクシーの運行を開始し、マイナンバーカードを提示した場合は無料とする特例を設けています。
2024年度の利用者は約1万700人で、99.4%の人が無料で利用しました。
業者への運行委託料と車両の維持費に市は2024年度約2100万円を計上していて、今後は適正な価格を設定して財源に充てたいとしています。