台湾の頼清徳総統は中国が日本を含むアジアの周辺で軍事活動を展開していることを受けて「非常に不適切な行為だ」と批判しました。
頼清徳総統 「これは非常に不適切な行為であり、台湾は暴力や脅迫によって地域の平和と安定を一方的に変えようとする行為に断固反対する」
頼総統は10日午前に報道陣を前にこう述べ、中国による軍事活動を批判しました。
さらに「平和は各国の協力によって実現されるもので、中国も同様に責任を負っている」とも語り、中国に大国としての責任を果たすように求めました。
一方、青森県で最大震度6強を観測した地震に関しては「救援活動が円滑に進むことを祈る」としたうえで、同じく地震の多い台湾と日本の協力で災害救助や防災力を向上させたいと述べました。