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外国人バス運転手が東京でデビュー 羽田空港でCAの送迎を担当 両備グループ

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 両備グループは、バスなどの乗務員不足の解消に取り組んでいます。特定技能制度のもとでの初めてとなる外国人バス運転手が8日、デビューしました。

インドネシア出身/イユスさん)
「大事な役目をいただいてしっかりやろうと。本当は夜緊張して眠れなかった」

 初めて乗務に臨んだのは、インドネシア出身のイユスさん(41)です。

 2024年、特定技能制度の対象に「自動車運送業」が追加されました。イユスさんは評価試験で「バスの運転手」として全国で初めて合格しました。

 イユスさんは社内研修にも合格し、羽田空港ターミナルでキャビンアテンダントの送迎バスの運転を担当することになりました。

 2013年に来日したイユスさんは日本語学校を卒業後、旅行会社で働いていました。2024年、運転手を目指して、両備グループのバス会社「ニッコー観光バス」に入社しました。

 試験や研修を経て、念願の運転手デビュー。両備グループは「乗務員不足の解消の一歩になれば」と期待しています。

(涙ぐむイユスさん)
 「最初CAたちを乗せるときはドキドキして、できるかなぁとほんと心配でした。夢かないました。本当にありがとうございます。……涙出てきた」

 初乗務を終えたイユスさん。これから経験を積んで観光バスを運転することを目指しています。

 (初乗務を終えたイユスさん)
「これから頑張らないと。インドネシアの観光客を乗せて日本の観光地を紹介したい」

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