養殖のカキの不漁を受け、高松市の養殖業者が8日、事業継続の補助金などを求める要望書を高松市の大西市長に提出しました。
要望書を提出したのは、高松市の牟礼漁業協同組合と屋島漁業協同組合です。要望書では、カキ養殖事業を継続するための補助金や原因究明と対策の研究などを求めています。
2025年は瀬戸内海の各地で養殖カキが大量死していて、漁協の代表らはさぬき市の志度湾や高松市の屋島湾でもカキの9割ほどが死滅している厳しい現状を訴えました。
大西市長は「カキは高松市の重要な特産品。事態を深刻に受け止め、支援や対策を検討したい」と答えました。
(屋島漁協協同組合/木村博 組合長)
「来年仕入れるお金も今は全滅状態なので、厳しい状態なのでその辺を一番みてもらいたい」