JR四国は10日、老朽化したディーゼルカーの代わりに製作した新型車両が完成したと発表しました。
新たに製作したのは「3600系」という形式の車両です。四国の海や空をイメージしたライトブルーを配色し、空から海や川に降り注ぐ光を表現したデザインです。
新方式のハイブリッド式を採用しています。エンジンで発電した電力とブレーキをかけたときなどに蓄電池に貯めた電力を組み合わせ、モーターを回転させて走行します。走行時の静粛性が向上する他、燃費が向上して環境負荷も軽減するということです。
JR四国は2026年6月に量産前の先行車両2両を高徳線や鳴門線など4路線で営業運転させ、2026年度からは従来の「キハ47型」に換えて順次導入する方針です。