来年1月に2頭のパンダが中国に返還され、日本からパンダがいなくなる可能性が高まるなか、中国外務省は新たなパンダの貸与について「関連部門に聞いてほしい」と明言を避けました。
中国外務省報道官 「(Q.中国は今後も日本とパンダの保護協力を続けるつもりですか?)詳細については関連部門に聞いて下さい」
中国外務省は半年前に同様の質問に対し、「パンダ国際保護協力の研究は日中両国民の相互理解と友情の増進に重要な役割を果たした。今後も日本を含む世界各国のパートナーとともに交流を強化したい」と前向きな回答をしていました。
今回、高市総理の発言とパンダを絡めることはありませんでしたが、日中関係が悪化するなかで回答が後退した形で、新たなパンダの貸与についても見通しは立っていません。