アメリカがガザ地区を20年かけてハイテク都市に復興する計画を仲介国に提示していたとアメリカメディアが報じました。
ウォール・ストリート・ジャーナルは19日、アメリカのウィトコフ特使やトランプ大統領の娘婿クシュナー氏が、エジプトやカタールなどの高官らにガザ地区の復興計画を示したと報じました。
「プロジェクト・サンライズ」と名付けられた計画は、イスラム組織「ハマス」を武装解除した前提で、20年にわたる復興を4段階に分けて提案しています。
南部ラファに行政の中心を置き、高級ビーチリゾートやハイテク都市の建設で収益を図るとしています。
当初10年間の費用を1121億ドルと見積もっていて、記事では、計画そのものが「トランプ政権が直接関わることを示している」とするアメリカ政府当局者の見方も伝えています。