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クマ駆除の発砲で猟銃許可取り消し ハンター敗訴見直しか 最高裁で弁論へ

社会

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 猟銃所持の許可を取り消されたのは不当として北海道の猟友会の男性が起こした裁判で、最高裁は来年2月に弁論を開くことを決めました。取り消しは適法とした2審判決が見直される可能性があります。

 北海道猟友会砂川支部長の男性は2018年に砂川市からの要請を受け、クマを駆除したところ周辺の建物に当たる恐れのあった発砲だったとして北海道公安委員会から猟銃所持の許可の取り消し処分を受けました。

 処分の取り消しを求めて男性は裁判を起こし、1審の札幌地裁では男性側が勝訴しましたが、2審の札幌高裁は1審判決を取り消し、逆転敗訴となりました。

 男性側は不服として上告していて、最高裁は今月22日付で双方から意見を聞くための弁論を来年2月27日に開くことを決めました。

 弁論は、これまでの判決を変更する際に必要な手続きで、男性側の逆転敗訴となった2審判決が見直される可能性があります。

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