20日、津山市の養鶏場で、岡山県で3年ぶりとなる高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました。
県は20日から養鶏場で飼育しているニワトリ、約42万羽の殺処分と焼却の準備を進めています。
21日からは、民間事業者の協力も得て、のべ350人が作業にあたっていて、午前9時現在の進捗率は6.51パーセントです。
防疫措置が完了するまでには18日ほどかかる見通しです。県は養鶏場の半径3キロから10キロ以内の「搬出制限区域」にある7つの養鶏場に
死んだニワトリの数の報告を求めていますが、現在、異状は確認されていません。
そのため、国は、すべての養鶏場について、卵などの搬出が可能となる
「搬出制限の例外適用」を認めました。県は風評被害の防止にも努める方針です。