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トランプ大統領就任1年 物価高止まりで支持率が低迷…激戦州の声は?

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 トランプ大統領が2期目の政権を発足させてから1年が過ぎました。支持率が低迷するなか、政権の今後を占う「激戦州」では今、どのような評価がされているのでしょうか。

アメリカ トランプ大統領 「我々が生み出した成果のすべてで、ページにページを重ねたものだ。1週間、読み続けても終わらないだろう」

 1月20日、ホワイトハウスの記者会見場に姿を現したトランプ大統領。就任から1年でガソリン価格の引き下げや不法移民対策など365の項目で結果を出したとアピールしました。

 同じころ、ホワイトハウスの前ではトランプ大統領を「独裁者だ」と非難するデモが行われていました。国内の分断が広がっています。

 こうしたなか、私たちは共和党と民主党の支持が拮抗(きっこう)するペンシルベニア州を訪れました。

 「現政権への審判」とも言える今年11月の中間選挙でも、この「激戦州」の動向が注目されています。

 70年以上、地元で愛される「ファーマーズマーケット」。常連客らはトランプ政権をどう評価するのでしょうか。

常連客 「すごく悪い。トランプ大統領はモラルがなく、大統領の資格もない。ICE(移民・税関捜査局)や関税政策で国を破壊している」 「現政権は、他者への思いやりが欠けている。人よりも金に重点を置いている。アメリカが『人種のるつぼ』であるなら人にフォーカスすべきだ」

 高止まりする「物価」についても不満の声が聞かれました。

常連客 「あらゆる物の価格が上がっている。前は食料品を買うのが好きだったけど、今は好きじゃない。お肉だけ買うようにして、実家で育てた野菜を調達している」

 10年前に民主党から共和党に支持政党を変えた男性。トランプ大統領の熱烈な支持者です。

ジョー・ダンブロジオさん 「(トランプ大統領は)不法移民を止めて、国外に追い出している。ガザ地区の和平交渉も進めた」

 トランプ政権の1年を肯定的に評価する一方で、「物価高」については…。

ジョー・ダンブロジオさん 「(物価高は)実感している。昔はオレンジが30セントで売っていた。今では食料品店で、セールであっても5個で5ドル。1個1ドルだ」

 ニューヨーク・タイムズとシエナ大学の最新の世論調査では、過半数の51%がトランプ大統領の政策で生活がより苦しくなったと答えました。

 ペンシルベニア州で世論調査に携わる専門家は去年、地元の選挙で無党派層が民主党側に流れたと指摘しています。

ミューレンバーグ大学 クリストファー・ボリック教授 「特定の政党に固執しない無党派層は常に目の前の状況に反応します。去年のペンシルベニア州の地方選挙でそれが明らかになりました。多くの無党派層は民主党に投票し、『現状が気に入らない』と判断したのです」

 トランプ大統領は低迷する支持率を「詐欺の調査だ」と非難しましたが、2年目の政権運営は難しいかじ取りを迫られています。

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