(武隈光希アナウンサー)「来ました、来ました、大谷翔平選手です。きょう初めてグラウンドに姿を現しました。背番号16番です。」 バッティングケージに入ると… 一発目から、大きなアーチを描きます。チームメイトもくぎづけです。 (武隈光希アナウンサー)「ライナー放り込みました。近藤選手、この表情、やばっというそんなリアクションを見せています。」 その後も、ホームランを連発。15スイング中、9本の柵越えです。
きょう8日のオーストラリア戦は天皇陛下が観戦される「天覧試合」。 1966年の日米野球以来、60年ぶりです。 皇太子時代には、当時7歳の愛子さまと共に神宮球場でプロ野球を観戦される姿も―。 試合開始2時間前、ドームの外はものものしい雰囲気に… (草薙和輝アナウンサー)「今、天皇陛下を乗せたと見られる車がこちら東京ドームに到着しました。60年ぶりの天覧試合と言うことで、今天皇陛下が東京ドームに到着されました。」 午後5時半すぎ、雅子さまと愛子さま、そして天皇陛下が東京ドームに到着されました。 侍ジャパンの前監督、栗山英樹さんが球場内で出迎え、ご家族3人揃っての観戦です。
いよいよ試合開始。 先発は、去年メジャーで10勝をあげた菅野智之。2回には… (実況:草薙和輝アナウンサー)「この回2つの三振、オーストラリア戦を三者凡退に菅野が抑えています。」 そして、2回裏… 「さあ日本、ツーアウトからチャンスを作りました。ランナー2塁1塁で大谷翔平第2打席を迎えました。」 「センターへの打球、大きな当たり、打球はどうだ、センターが手を上げるフェンスの手前、センターフライです、スリーアウト、日本先制ならず、大谷第2打席はセンターフライです。」
4回裏、侍ジャパンに大きなチャンスが… 「日本先制の大きなチャンスを4回の裏に迎えました。2アウト、ランナー満塁で打席には大谷です。」 しかし… 「ああー、アウトです。 2塁ランナー牧が少し飛び出していたところ、キャッチャーがすかさず送球、タッチ、判定はアウトになりました。」 4回裏、満塁のチャンス、日本いかせず、0-0のままです。」 5回裏…再び大谷がバッターボックスに… 「打ちました、2球目、打球はライト、しかし届かず、大谷第3打席は強い打球でしたが、ライトへのライナー、1アウトです。」
試合が動いたのは6回表。 「3塁への盗塁、決めていく、そしてグラブ弾いている、これを見てランナーはホームに帰ってきます。先制はオーストラリア、日本守備の乱れもあり、先制を許しました。」 オーストラリアに先制点を奪われます。 「7回の裏、1点を追いかける日本です。この回は1番大谷からの攻撃です。相手も警戒心が強いか、大谷に対してストレートのファーボール、日本はノーアウトから同点のランナーを出しました。」 鈴木、近藤が倒れ、2アウトランナー1塁で迎えるのは、きのう、ホームランを打った吉田正尚。 「低めのボール、すくいあげた打球、ライトへのびる、のびる、入りましたー!吉田正尚の逆転2ランホームラン、日本が試合をひっくりかえしました。立ち上がって喜ぶPV会場、大きな歓声が上がっています、吉田正尚の逆転2ランホームラン、侍ジャパンが試合をひっくりかえしました。
逆転した侍ジャパン。8回表、3番手で登板した種市。 2三振を奪い、一点差を守ります。その裏… 1アウト、1塁3塁で代打に登場したのは佐藤輝明。 「初級レフトへの打球です、外野フライになるか、どうだレフト…打球が落ちました、打球が落ちました、周東ホームイン、佐藤輝明、初球を捉えて大きな追加点のタイムリー、3-1、日本リードを広げました。」
そして、9回… 「初球を打った、サードへのゴロです。サード佐藤輝明、落ち着いて処理しましたスリーアウト、試合が終わりました!4-3日本がオーストラリアを下しました。」
史上最多8人のメジャーリーガーが集結し、WBC連覇を目指す侍ジャパン。今後のキーマンをプロ野球解説者の古田敦也さんに聞きました。 (プロ野球解説者 古田敦也さん)「種市ですよね。普段、自分のチームでは先発やっているんですけども、155km前後のストレートとね、本当に落差のあるフォークボールを持っているので、初見ではなかなか捉えづらいでしょうし、セットアッパーという形で勝ちゲームで7回、8回のあたりを彼が投げてくれると、非常に厚みが出ると思います。準々決勝で当たるであろうドミニカ、ベネズエラとか、ホームランバッターが多いんでね。非常に落差のあるボールを持っているというのはですね、非常に有効になってきます。」 種市は昨日の韓国戦、5対5の同点で迎えた7回に登板。何としても流れを引き寄せたい場面で三者連続の空振り三振を奪うパーフェクトピッチングを見せると… (種市篤暉 投手)「普段リリーフではないんですけど、先発とそこまでやることは変わらないと思っているので、ゾーンに強いボール、あとはフォークボールを低く。それしか考えずにマウンドに上がりました。いい場面でもピンチの場面でも三振とれるように頑張りたいと思います。」 そして気になるのは、準々決勝の対戦相手。有力候補2カ国はいずれも、メジャーリーグのスーパースターを要する強豪国です。
ドミニカ共和国とベネズエラ、どちらと当たっても激戦必至!古田さんが注目したのは― (古田敦也さん)「ベネズエラというチーム、野球をあまり知らない方はどれくらい強いのとよく言われるんですが、非常に野球の強いチームなんですね。90年代、2000年代でベネズエラの選手って日本にも結構来ていまして、皆さんご存知アレックス・ラミレス。ヤクルト、巨人で活躍しましたペタジーニ。この選手もベネズエラなんですね。その他にアレックス・カブレラ。こんな身体でバカでかいホームラン打ってた彼もベネズエラ人なんですよ。その時にWBCがあったら彼らが招集されて、彼らがレギュラーとれるかどうかまだわからん。だってメジャーリーガーがいるから。それぐらい層が厚いんですよ。全力で戦って勝てるかどうかっていうところの本当に強いチームだと思います。」
3月8日『有働Times』より