中東情勢の悪化を受け、UAE・アラブ首長国連邦で開かれていたテニスの国際大会が中止になりました。参加していた岡山市出身の選手が緊急帰国し、心境を語りました。
(岡山市出身のテニス選手/楠原悠介さん[28])
「爆撃音、ドローン攻撃した音が、ドーンドーンという音が数十回鳴った」
岡山市出身で愛媛県のテニスの実業団チームに所属する楠原悠介さん(28)です。
楠原さんは、国際大会に出場するため2月27日にUAEを訪れ、ドバイから東へ100kmほど離れたフジャイラに滞在していました。フジャイラは、事実上封鎖されているホルムズ海峡の南東に位置しています。
シングルスの予選で敗退した楠原さんは、3月2日、ダブルスの初戦に向けてウォーミングアップをしていたところ、携帯電話から緊急事態を知らせるアラビア語のアラートが鳴り響いたということです。
選手たちは大会のスタッフからその日の試合が中止になったことを聞き、その後、大会自体も中止となりました。
(大会スタッフ)
「ホテルに避難し、次の指示まで待機してください」
楠原さんが現地で確認した情報によると、大会会場近くの石油工業地帯でドローン攻撃とみられる爆発が起きたということです。
(岡山市出身のテニス選手/楠原悠介さん[28])
「煙などが見える距離で、巻き込まれたと感じた」
その後、楠原さんはドバイから台湾を経由し、3月6日に帰国しました。
(岡山市出身のテニス選手/楠原悠介さん[28])
「もう帰ってきた瞬間、本当にほっとした。本当に起きるんだということが今回で改めて分かった」