国内のビールの消費量が伸び悩むなか、市場で年々シェアを伸ばすクラフトビールが注目されています。よりおいしいクラフトビール作りのため、醸造家による勉強会が開かれました。
「クラフトビール」は一般的なビールと比べて香りが強く、味にも個性があって人気があります。
24日、酒税の徴収や免許の管理など酒類業界を管轄する東京国税局と関東信越国税局管内の73の醸造所からおよそ120人が参加し、クラフトビールの品質向上を目指す勉強会が開かれました。
勉強会ではそれぞれの醸造所のクラフトビールを参加者がテイスティングし、作り手のこだわりや「狙った味」を引き出す技術の情報交換も行われました。
国税庁が毎年発表する酒類業界の動向をまとめた「酒リポート」によりますと、2023年のビールと発泡酒の出荷量は1994年のピーク時と比べておよそ半分に減少していますが、2020年と2023年の「ビール類」の酒税法改正により、2021年以降は回復傾向にあるということです。
全国地ビール醸造者協議会によりますと、クラフトビールの国内シェアは年々増加していて、クラフトビールを製造する醸造所数は2024年までの10年間でおよそ4倍に増えています。
国税庁はこのようなイベントを通じ、クラフトビールの品質を高めて市場の拡大を促進していくとしています。