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【戦闘終結の提案回答なし】停戦巡り米国提案に“期限は気にせず”イラン側の思惑は

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米国とイランによる戦闘終結に向けた協議に注目が集まる中、トランプ米大統領は5月8日、記者団に対し、「イランからの連絡が今夜中に来るはずだ」と述べ、両国間の交渉が重大局面を迎えているとの認識を示した。しかし、日本時間10日朝の時点で、イラン側から正式な回答が寄せられたとの情報は確認されていない。これに先立ち、イラン外務省のバガイ報道官は8日、「検討を進めている。期限は気にしていない」と述べていた。米側提示の提案は、「1ページ14項目の覚書」と呼ばれる文書で、イランによる核濃縮活動の一時停止に、米国側が経済制裁の解除や、凍結されている数十億ドル規模のイラン資産の解放を進めること、また、ホルムズ海峡を巡る航行制限の解除などの内容が盛り込まれている。

こうした米イラン協議の内幕を、他メディアを圧倒する形で報じ続けているのが、米ニュースサイト「アクシオス」。アクシオスは5月6日、トランプ政権がイラン側に提示した14項目の覚書の存在をいち早く報道。関係筋の話として、「ホワイトハウスは今後48時間以内にイランから重要な回答があると期待している」と伝え、「2月28日以来、最も合意に近づいた局面」と分析した。この報道を受け、国際原油市場では価格が急落。市場関係者がアクシオスの報道を、単なる観測記事ではなく、トランプ政権内部の情報を反映したシグナルとして重要視している実態を示した。一方で、アクシオスが事実上、トランプ政権の「メッセンジャー」として機能しているとの指摘もある。実際、同サイトは6日の記事で、「ホワイトハウスは、トランプ大統領が15日に予定する中国訪問を終えるまでに外交的突破口を開きたいと考えている」と報じた。

★ゲスト:松本太(前駐イラク大使)、小谷哲男(明海大学教授) ★アンカー:杉田弘毅(ジャーナリスト/元共同通信論説委員長)

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