日本で使われなくなったラグビー用具を海外の子どもたちに届ける取り組みが広がっています。きっかけは「1枚の写真」でした。
「本当にありがとうございます!」
先月下旬、ニュージーランドに、日本からたくさんのラグビー用具が届きました。
始まりは「1枚の写真」でした。
お風呂場で何かをしている大きな背中。よく見ると、側にはシューズがきれいに並べられています。
流大選手のSNSから 「オフの日にクラブハウスに行ったらイジーが大量のスパイクを洗っていた」
この「1枚の写真」は、SNSでおよそ870万回表示され、多くのラグビー用具が集まるきっかけとなりました。
シューズを洗っていたのは、ラグビーチーム、東京サントリーサンゴリアスに所属するイザヤ・プニヴァイ選手(25)。周りからは「イジー」と呼ばれています。
ラグビーが盛んなニュージーランド出身で、自身も子どものころ、シューズが買えないチームメイトを見てきました。
東京サンゴリアス マックスヒューズ選手 「イジーは思いやりがある人です。僕がお風呂場に行くと、彼は全部のシューズを並べて洗っていた。きっとすごく時間がかかったと思う」
そんなイジーの思いは世間に広がり、使われなくなったラグビー用具を募るイベント「イジーリサイクル」が実施されるまでになりました。
「海外の方に再び使ってもらいたい」と、ラグビー用具が次々と持ち込まれます。
参加者 「靴を持ってきました!サイズが小さくなって入らなくなったからです」 「(息子の)練習着で、家にずっと置いてあって使わないって言うので」
東京サンゴリアス イザヤ・プニヴァイ選手 「結構いっぱいあるね!おおー!サンゴリアスも!すごいな!」
多くの人の思いが重なり、230以上のラグビー用具が集まりました。
東京サンゴリアス イザヤ・プニヴァイ選手 「たくさんの人に参加してもらって、とてもうれしいです。このおかげで、ニュージーランドのたくさんの子どもたちが、ラグビーができるようになりました。ありがとうございます!」