最新のコメ平均価格が1年半ぶりに3400円台に値下がりしました。人気の銘柄も5キロ2000円台となっています。どこまで安くなるのでしょうか。
■コシヒカリ安い!大量買いも
午前9時半の開店と同時に買い物客が続々と中へ入っていくのは、埼玉県内にあるスーパーです。コメ売り場には税抜きで3000円を下回る国産のブランド米がいくつも並んでいます。
夫と2人暮らしの60代女性を取材すると…。
夫と2人暮らし 「(Q.安いコメありましたか?)ありましたね。『あきたこまち』欲しかったので」
10日の「あきたこまち」の値段は3003円、税抜きだと2000円台となっています。
夫と2人暮らし 「(Q.税込みで3003円、どうですか?)安いんじゃないかな」 「(Q.値段がだんだん落ち着いてきたが)3000円だから、税込みで3000円超したけど」
10日午後に発表された最新のコメ価格は5キロあたり3458円。前の週から96円下がり、およそ1年半ぶりに3500円を下回りました。
家族5人で暮らす70代の男性は、茨城県産のコシヒカリを3袋購入。
5人家族 「(Q.お値段的にはどうですか?)安くなった。去年と比べたらずいぶん安い。買いやすくなった」
「買いやすくなった」という茨城県産のコシヒカリ。5月に取材した時は税込みで3000円を超えていました。
それが先月には3000円を下回りました。そして、今月10日はそこからさらに100円以上安い2787円となっています。
ヤオヒロ東店 藤井正仁店長 「(Q.税込みで3000円切るのは)さらに2800円も切ってきているので、かなりお買い得なんじゃないか。(問屋から)特売してくれないかと、量売るなら値段出すから(安くする)ということで、頑張って量買ってお安くやらせてもらっている」
スーパーに5キロ2000円台のコメが出てきているなか、コメの値段は今後、どうなるのでしょうか。
コメの流通に詳しい宇都宮大学農学部 松平尚也助教 「新米が出てしまうと古米になってしまうので、(問屋が)損益が出ても売り切りたいという状況が今の価格下落の背景にある。店頭などでも5キロ2000円台のコメも出てきている。全体のコメの(平均)小売価格は5キロおよそ3500円という状況。これが少しずつ夏にかけて下がっていって、下落基調が続く見通し」
今後は、新米のシーズンが始まる来月末までは価格の下落は続く見込みだといいます。