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「106人だから強い」夏2連覇中の岡山学芸館 部員全員で挑む史上3校目の偉業達成【甲子園へのキセキ】

 11日開幕を迎える夏の高校野球・岡山大会です。夏2連覇中の岡山学芸館。県内最多106人の部員で挑むのは史上3校目の偉業達成です。

 2024年と2025年、夏の岡山大会を制した岡山学芸館。

 2025年夏の甲子園を経験したメンバーが9人残り、掲げる目標は「甲子園でベスト8」です。

 開会式の前日となった8日。この日は夏の岡山大会を戦うベンチ入りメンバーが発表される日です。

 県内最多、106人の部員の中からメンバーに入れるのは、たった20人。

(岡山学芸館/佐藤貴博 監督)
「みんな頑張っている中で、うちは106人いるけど、その中から背番号20人決めさせてもらった、選ばれた人間はそれに恥じぬよう100人以上の部員の代表ですから。それでは背番号を発表します」

 メンバー発表の日からさかのぼること3週間。マスカットスタジアムに学芸館の部員たちが集まりました。3年生のみ総勢32人が2チームに分かれ戦う「紅白戦」の日です。

(岡山学芸館/佐藤貴博 監督)
「きょうはガチの試合をしてくれということを話している。俺にアピールしてくれないとメンバーに選べませんので」

 3年生にとっては引退試合ではなく、メンバー入りを懸けた最後のアピールの場でもあったこの試合。

 その中でひときわ目立つのが、横山大希。どんな時でも顔を上げて声を出せる、チームのムードメーカーです。

(岡山学芸館/横山大希選手[3年])
「自分が求められているのは元気っていう所で、とにかくどんな状況でもずっと元気出して頑張っていきたいです」

 2025年秋まではベンチ外でしたが、春は背番号20で初めてのメンバー入りを果たしました。3年生の中で最も当落線上にいる選手です。

(岡山学芸館/横山大希選手[3年])
「やっぱりみんなまだ諦めていなくて、全員がメンバーになろうって気持ちを1つにしているので、ここで結果を残して絶対に夏メンバー食い込めるように頑張ります」

 そしてもう1人。この日1番を背負った光岡禅太。野球を始めたのは中学からですが、より強い学校で高みを目指したいと学芸館へ進学。

 3年生では唯一高校の最難関コースに所属しながら、練習にも欠かさず参加して技術を磨いてきました。

(岡山学芸館/光岡禅太 投手[3年])
「3年間やってきたことの集大成というか。本当に真っ向勝負で一番気持ちの乗ったボールをぶつけたい」

 ここまで公式戦のベンチ入りはなし。チームでの役割も1年生への練習指導がメインに。

 それでも面倒見の良さと優しさ、そして練習に取り組む姿勢は誰からも尊敬される、チームに欠かせない存在の1人です。

(岡山学芸館/光岡禅太 投手[3年])
「一生懸命やっている人ばっかりで、100人いても一生懸命やっている人が100人いればメンバー選ばれるのはたった20人ですし、ほか80人は入れないけど、その一生懸命というか真剣にやっている人が多い中での学芸館だと思っている」

(岡山学芸館/佐藤貴博 監督)
「それでは背番号を発表します」

 それぞれの思いを抱えたメンバー発表。

 横山はベンチ入りメンバーとして。光岡は20人の選手をすぐそばで支える「補助員」として名前が呼ばれました。

(岡山学芸館/光岡禅太 投手[3年])
「106人みんなっていう、全員で1人ずつっていうのが自分はとても大切だと思う。プラスの声掛けを意識してやっていきたい」

(岡山学芸館/横山大希選手[3年])
「外れてしまった3年生も自分とすれ違うだけで『頑張れよ』って全員声を掛けてくれて。落ちてしまった人たちの分まで全員の思いを背負ってチーム学芸館でやっていきたい」

 夏の岡山大会3連覇を果たしたのは、岡山南と倉敷商業の2校のみ。

 「106人だから強くなれた」。それを証明するために。

(岡山学芸館/行田凌大 主将[3年])
「このメンバーで夏の頂上を取るためには、3年生の力と106人全員でこの大会を取りに行くしかないと思うから。厳しい戦い始まると思うからみんなの力が必要やから全員で頑張っていこう」

 新たな歴史を作る「夏」が始まります。

(2026年7月10日放送「News Park KSB」より)

KSB 報道
執筆:KSB報道
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