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ライブ配信女性殺害の男に懲役16年 裁判長「残虐な犯行」一方で「同情する余地ある」

社会

 ライブ配信中の22歳の女性が44歳の男に殺害された事件の裁判で、東京地裁は「被告人に同情する余地がある」として懲役20年の求刑に対し、懲役16年の判決を言い渡しました。

■「心理的に追い詰められた」

 殺害されたのはライバーと呼ばれるライブ配信者の佐藤愛里さん(当時22)です。

 高野健一被告(44)は去年3月、東京・高田馬場で、ライブ配信をしている最中の佐藤さんに対し、ナイフで顔や首などを、少なくとも55回にわたって切りつけ殺害した罪に問われていました。

 15日に東京地裁は。

東京地裁 井戸俊一裁判長 「被告人を懲役16年に処する」

 裁判長は「被害者に多大な苦しみを与える残虐な犯行」「動画配信していた被害者のスマートフォンを手に取り、被害者の頭を蹴るなど、尊厳を踏みにじる行動に出ている」と厳しく指摘。

 その一方で…。

「被告人が恨みや憤りの感情を持つようになったのは、被害者の詐欺的な手口によって、求められるまま多額のお金を貸し、貯金が尽きたばかりか、消費者金融に対する返済を余儀なくされ、心理的に追い詰められたことにある」

 「被告人に対して相応に同情する余地はある」として、懲役20年の求刑に対し、懲役16年の判決を言い渡しました。

(2026年7月16日放送分より)

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