FIFAワールドカップ2026でアメリカ代表の主力選手の出場停止処分の「解除」について、ノルウェーサッカー協会の会長が23日、FIFAの倫理委員会に異議を申し立てる方針を明らかにしました。
アメリカ代表のフォラリン・バログン選手は決勝トーナメント1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦でレッドカードを受け、1試合の出場停止処分となっていました。
しかしその後、処分が1年間保留され、2回戦のベルギー戦に先発出場していました。
この出場停止処分の「解除」についてノルウェーサッカー協会のリーゼ・クラブネス会長は23日、イギリスメディアのインタビューでFIFAの倫理委員会に異議を申し立てる方針を明らかにしました。
アメリカのトランプ大統領がFIFAに介入したことが「処分解除につながった」と主張しています。
一連の問題を受けてベルギーのサッカー協会がすでに異議申し立てをしていましたが、FIFAの上訴委員会は、ベルギーは処分の当事者ではないため「受理出来ない」として2回戦を前に申し立てを退けています。
FIFAのインファンティーノ会長は6日の声明で「トランプ大統領から電話を受けた」と認めたうえで、「世界中の国家元首などから様々な問題について電話を受けることと同じ。FIFAの司法機関は独立していて、適用される規則と事実に基づいて決定している」と強調しました。
クラブネス会長は23日、イギリスメディアのインタビューで「外部からの影響で適切な手続きが行われなかったことは明らか。この問題をうやむやにしようとしても無駄です」と強く批判しました。
8月の協会の理事会を経て、正式に申し立てを行うとしています。