■ふるさと納税で“和牛偽装”
生産者 「悔しいっていうのが一番の思い。自分たちが一生懸命頑張って“和牛”ブランドを守っているが、どれだけ頑張っても風評被害があるから」
生産者が懸念するのは、日本一を誇る和牛産地の信頼への影響でした。
鹿児島県の畜産企業「水迫畜産」の元取締役・水迫政輝容疑者(55)。ふるさと納税の返礼品を巡り、牛肉の産地を偽って販売したなどの疑いで逮捕されています。
指宿市のふるさと納税のカタログには、霜降りが特徴の「鹿児島県産黒毛和牛サーロインステーキ」と紹介されています。
しかし、返礼品として届けられたのは、ホルスタイン種などの「和牛」とは表示できない肉や、鹿児島県産ではない牛肉でした。
このようなことが水迫畜産の返礼品を取り扱う複数の自治体で発覚し、行政指導を受けていました。
水迫政輝容疑者 「(Q.偽装ではない?)はい」
水迫容疑者は警察の調べに「意図して偽装したわけではない」と容疑を否認していますが、捜査関係者によると、水迫容疑者は他の県の牛肉と認識しながら、鹿児島県産として仕入れ記録を残していたということです。
生産者 「ルールは守らないといけない。ああいう大きな問題を起こすこと自体が理解できない」 「偽装がないってことを皆さんで協力して、鹿児島の牛は安心安全というのを広めていきたい」