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障害者283人が大量解雇…岡山・倉敷市で「考える会」設立

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 岡山県倉敷市と香川県高松市の就労支援事業所で障害者283人が解雇された問題を考える会が15日発足しました。

 倉敷市で開かれた設立集会には約60人が集まりました。会では発起人の1人でNPO法人代表の多田伸志さんが設立の経緯を話しました。

(NPO法人 岡山マインド「こころ」多田伸志代表理事) 「悪者探しをして終わるのではなくて、この問題を考えることというのが実は僕たちに逆に言ったら大切なことを考えるチャンスをいただけたんやなあと」

 「あじさいの輪」グループは、障害者を雇用し能力向上などを支援する就労継続支援A型事業所を運営していましたが、経営悪化を理由に倉敷市と高松市の合わせて7カ所の事業所を今年7月末で閉鎖。障害者283人を解雇しました。

 集会では参加者から「なぜ行政が何も言わないのか憤りを感じていた」や「安易に最低賃金を与えていることに怖さを感じた」などの意見が出ていました。

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