香川県高松市が共働き世帯の増加で保育ニーズが予想を上回って増えたとして、来年度に掲げていた「待機児童ゼロ」の実現目標を2年先送りするよう見直しました。
(高松市 大西市長) 「今見込みを立ててるよりも需要がどんどん出てくる状況ですので、見極めなければならないかと思いますけれども、できるだけゼロを目指して頑張っていきたいと思います」
高松市は10月1日現在の待機児童が276人で、去年の同時期に比べて約半分に減りました。 来年度に待機児童ゼロを目指し保育所などの定員を1300人増やしましたが、2020年度までに更に1000人分の受け皿を作り待機児童解消を目指します。
17日の会見で大西市長は「課題は保育士の確保だ」と話し、潜在保育士の掘り起こしなど香川県と連携して取り組む方針です。