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香川・豊島の太陽光発電所予定地に産廃?県警が現地で捜査

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 香川県豊島の太陽光発電所問題です。豊島住民は今年10月、建設予定地の所有者を廃棄物処理法違反の疑いで警察に刑事告発しています。11日朝、予定地に香川県警が捜査に入り、産廃が埋まっていないかなどを地面を掘り起こして調べました。

(記者リポート) 「豊島の太陽光発電所予定地です。重機が入り本格的な捜査が始まりました。」

 午前9時過ぎ、太陽光発電所の建設予定地に香川県警の警察官10数人がはいり、測量などを行いました。そして、午後2時半頃からは重機で地面を掘り返して、産業廃棄物が埋まっていないかどうかを調べました。

 豊島の太陽光発電所計画は2カ所にそれぞれ750キロワットの容量の発電施設を設置するもので、すでに2015年、国の認可を受けています。住民側は太陽光発電所予定地にはかつてヘリポートがあり、これを土地の所有者が撤去した際、コンクリートがらなどの産廃を埋めたと指摘しています。こうしたことから住民側は10月、土地の所有者を廃棄物処理法違反の疑いで警察に告発していました。

(豊島自治連合会 三宅忠治 会長) 「きょう、あす重機で掘削を行うと聞いているいるんで、我々も見守ってゆきたいなと思っています。」

 豊島は国内最大の不法投棄事件で知られ、約91万トンの産廃を今年3月に島から撤去6月に、無害化処理が完了しています。

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