今年1月の香川県三豊市議会議員選挙で、1票未満の差で落選した候補が、結果に異議を申し立てていた問題です。市の選挙管理委員会は申し立てを棄却する決定をしました。
今年1月に行われた三豊市議選では、定数22に対し24人が立候補しました。 案分を含め1029.673票を獲得した三谷正史さんは、0.327票差の次点で落選。無効票が292票あったこともあり2月、市の選挙管理委員会に異議を申し立てていました。
これを受けて選管は、3月6日、三谷正史さんと、「まさし」という同じ名前で当選した市議、22番目に当選した市議の得票や無効票を再点検しました。 その結果、3人の得票や無効票の数、案分についての判断に誤りはなかったとして15日付で異議申し立てを棄却する決定をしました。
三谷さんは、3週間以内に香川県選管に異議を申し立てることができ、代理人弁護士は「内容を精査して対応を検討したい」とコメントしています。