岡山県が今年度の自動車税について、一部の車の所有者に、本来よりも多い金額を通知していたことがわかりました。
誤りがあったのは、去年4月から9月に登録された自動車のうち「座席を回転させる」などの「軽微な改造」を行った156台です。
本来、燃費基準に基づいて自動車税を軽減すべきでしたが、総額370万円あまりを過大に請求していました。
岡山県によりますと、自動車税を計算するためのデータ処理を誤ったことが原因です。 昨年度の税制改正に伴って、今回は改造した車の中から軽減対象の「軽微な改造」の車を抽出しなければいけませんでしたが、岡山県ではそれを行っていませんでした。
同様のミスは、京都府や奈良県でも起きているということです。
岡山県は、対象者に電話で連絡するとともに、8日までに正しい納税通知書を発送する予定です。