7月に開通する高松市のトンネルで、交通事故を想定した訓練が行われました。
訓練が行われたのは、高松市西春日町から鬼無町方面へ抜ける「峰山トンネル」です。
7月2日の開通を前に、高松市消防局の職員ら約40人が救出訓練などを行いました。 乗用車2台が正面衝突し、1台の運転手が車内に閉じ込められたという想定です。
「スプレッダー」という器具を使って、ドアをこじ開けます。
トンネルの中では煙や熱気が充満するため、参加者は空気呼吸器を着けて、消火活動にあたりました。
(高松市消防局消防防災課/目黒利晴 課長補佐) 「施設、設備を活用して、隊の連携もしっかり取って、いち早い要救助者の救助、消火活動等に努めたいと思います」
峰山トンネルは長さ502メートルで、1日およそ1万台の通行を見込んでいます。