17日、高松空港(高松市香南町)で飛行機の炎上を想定した大規模な総合訓練が行われ、関係機関が連携して消火活動や人命救助の連携を図りました。
高松市消防局や香川県警、県内の医療機関などから約220人が参加し、エンジントラブルのため高松空港に緊急着陸した飛行機が滑走路から外れて炎上し、けが人が多数出たという想定で行いました。
消火活動を行い、けが人を担架で救助するといった発生直後の対応だけでなく、けが人の緊急度に応じて治療の優先順位を決める「トリアージ」や、医療機関への搬送など、医師や救急隊が空港に到着してからの対応も重点的に確認しました。
高松空港が関係機関と連携して行う大規模な総合訓練は4年ぶりで、高松空港の小幡義樹社長は「それぞれの機関がうまく連携してスピーディーで適切な対処ができるよう、練度を高めていきたい」と話しています。