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国立ハンセン病療養所・大島青松園を香川県知事が訪問 入所者の高齢化進む

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 高松市庵治町にある国立ハンセン病療養所、大島青松園を香川県の浜田恵造知事が訪問しました。

 毎年この時期に訪れているものです。船で到着した浜田知事は、大島青松園の納骨堂で献花をしました。

 大島青松園では、1909年の開所から、これまでに2144人が亡くなっています。

 浜田知事は、庵治石で作られた七福神の置き物を寄贈しました。そして入所者を前に「ハンセン病患者に対する同じ過ちを二度と犯してはならない」と話しました。

 大島青松園の入所者は現在56人で、1933年の740人の13分の1ほどとなっています。

 平均年齢も84.2歳と高齢化が進んでいて、今後、施設の運営をどうするのか、また療養所の歴史をどのように語り継いでいくのかなど、課題が山積しています。

(大島青松園自治/森和男 会長) 「ハンセン病問題をできるだけ風化させないためにも、浜田知事がさんが先頭に立って、こうして年に一回必ず来ていただけるということですけど、意味のあることではないんかなと思います」

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