西日本を中心とした記録的な豪雨で、岡山県で被害が大きい倉敷市真備町では、亡くなった人の8割以上が70歳以上の高齢者だがと分かりました。
11日午後5時までに48人の死者が出た倉敷市真備町では、これまで35人の年齢と性別が明らかになっています。 このうち8割以上にあたる30人が70歳以上の高齢者です。中でも一人暮らしの高齢者や老夫婦などが目立っています。
遺体は、一戸建て住宅の1階から多く見つかっていて、避難情報が受け取れず逃げ遅れた可能性や、足腰が弱いため逃げられなかった可能性もあります。
無事に避難した人の話からは、地域で協力し合うことの大切さが伝わってきます。
(無事避難した人はー) 「5軒先まで逃げて、呼び鈴鳴らして 戸を叩いて『逃げて!』と言って」 「家の前に明かりが見えてたんで前の家の人が残っとる…一か八か突入して、ようよう(ようやく)連れ出して自分の車で逃げました」