手袋の製造量日本一を誇る香川県東かがわ市で、赤ちゃんの誕生祝いとして手袋を渡す取り組みが始まりました。
東かがわ市の藤井秀城市長から手袋を手渡されたのは、今年4月に生まれた桑島大和ちゃんと、母親のかなえさんです。
東かがわ市の出生率は下がり続けていて、おととしは香川県内で2番目に低い値でした。 そこで、東かがわ市は今年度から誕生祝いとして、特産の手袋を母親と赤ちゃんにプレゼントする「ファーストグローブ事業」を始めました。
全国初の取り組みで、地場産業を盛り上げるとともに少子化対策としても期待されています。
(手袋を受け取った/桑島かなえさん) 「東かがわの一員として、仲間入りしたんだなという実感がすごく湧きました」
東かがわ市では、今年4月以降に赤ちゃんが生まれた家庭、約20組に手袋を贈ることにしています。