西日本豪雨で被災した倉敷市真備町では、地区の4分1が冠水し、これまでに48人の犠牲者が確認されています。この地区での感染症や食中毒のまん延を予防するため、厚生労働省が災害時健康危機管理支援チーム「DHEAT」を12日から派遣することになりました。
倉敷市真備町では、11日も日差しが強く、気温があがっています。また、泥が乾燥し砂煙があがっています。 この砂煙で感染症になる危険も指摘されていて、岡山県からの要請を受け、厚生労働省が災害時健康危機管理支援チーム「DHEAT」を12日から派遣します。
DHEATは、感染症や公衆衛生対策について支援するチームで、東日本大震災などの経験を教訓に、今年3月から 活動を始めたばかりで、被災地に派遣されるのは今回が初めてです。 医師や保健師、栄養士など5人が自治体や保健所のサポートにあたり、感染症や食中毒対策について助言する方針です。