香川県宇多津町のプレイパークゴールドタワーを運営していた会社が、破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。
高松地裁丸亀支部より破産手続きの開始決定を受けたのは、「SK産業」です。負債額は約30億円です。
信用調査会社、帝国データバンク高松支店によりますと、SK産業は「味匠」の社名で1988年3月に設立され、仕出し弁当などを製造していました。その後、プレイパークゴールドタワーやホテル、焼肉店などを多角経営し、2012年には約41億2500万円の売上高を計上しました。
しかし少子化や同業者との競合で集客が低迷し、去年は約31億4200万円まで落ち込んでいました。
赤字経営が続いたため、今年6月に事業の受け皿となる新会社を設立し、SK産業に商号を変更して自己破産申請の 準備を行っていました。
プレイパークゴールドタワーや焼肉店などは新会社の経営で通常通り営業しています。