豪雨で500棟以上の住宅が被害にあった岡山県高梁市で、建設のプロが被災した住宅の修理や再建についてアドバイスする相談窓口を開きました。 岡山県の建設労働組合が、高梁市で開いた被災住宅相談窓口です。
午前中に相談に訪れた男性は、床上浸水で自宅が半壊し、今は2階で生活をしています。 相談員は被害状況を写真で見て、まずは断熱材をとって建物を乾かすことを伝えたあと、トイレや風呂は直しているかなどを聞き取り、修理に向けての手順をアドバイスしました。
西日本豪雨で、高梁市では552棟の住宅が被害に遭い、そのうち57棟は全壊しました。 この相談窓口は、18日も高梁市役所で開かれます。
(岡山県建設労働組合 高梁支部/東利雄 さん) 「これからどうやって修理とかしていこうか、まだわからない方に来ていただいて、少しでも進む方向が決まって、いただければと思っております」