西日本豪雨で住宅1000棟以上が被害を受けた岡山県総社市が、復興計画の素案をまとめました。
(総社市/片岡聡一 市長) 「復興に全勢力をかけていくキックオフだと。皆で力を合わせて頑張っていきたい」
「総社市復興計画」の素案は、片岡市長や被災地区の住民、事業者の代表らが出席した会議で示されました。
総社市では昭和地区と下原地区を中心に、1141棟の住宅で浸水や損壊の被害が出ました。素案には、高梁川の堤防強化や避難所整備などの防災・減災対策のほか、再来年までに復興住宅を整備することなどが盛り込まれました。 出席者からは「復興住宅の需要を早く把握する必要がある」「より実践的な避難訓練が必要」といった意見が出ました。 市は意見を取りまとめ、3月末までに復興計画を策定する予定です。