西日本豪雨の被災者を対象にした「みなし仮設住宅」などの相談窓口が岡山市に設置されました。
(記者) 「被害が大きかった地区の店では、り災証明書の発行窓口に加えて、住宅関連の相談窓口が開設されました。開店後間もないですが、多くの人が相談にやってきています」
窓口が設置されたのは、岡山市東区の「ゆめタウン平島店」です。午前10時から受け付けを始め、約20人が列を作りました。
西日本豪雨で、岡山市では北区や東区を中心に、約7600棟が床上浸水や床下浸水などの被害を受けました。 窓口では、民間の賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設住宅」への入居制度と、最大58万4000円を補助する住宅の応急修理制度について相談に対応します。
(相談に訪れた人はー) 「みんなに手助けしてもらって、だいたい生活できるようになったら、それしたらもうだめって。県の指定業者じゃないとお金は出ませんっていわれた」 「(設置が)遅かったんじゃないか。もう14日、15日目だからやっとかなって感じで」 「トイレの戸が開かんとか居間の戸が開かんとか、膨張しとるんです。(支援の対象になって)ほっとしました」
ただ、2つの制度を併用することができず、それぞれり災証明書の発行が必要です。